自賠責保険の補償範囲、適用範囲

自賠責保険の補償範囲、適用範囲って?

自賠責保険は交通事故に遭った歩行者などの救済を目的とした社会保障の意味あいが強いため、補償額も少ないうえに、補償範囲も狭くなっています。補償が受けられるのは人間に限られ、それも運転者や車の所有者は補償を受けることができません。

たとえば父親名義の車を、父親を同乗させながら子供が運転していて人身事故を起こし、父親も負傷したとします。この場合、怪我をした相手は補償を受けられますが、父親は車の所有者であるために補償は受けられません。運転していた子供が負傷しても、運転者なので補償は受けられません。ちなみに同乗者が車の所有者ではなかった場合は補償を受けることができます。
また、そのとき車をガードレールにぶつけてガードレールを破損させていた場合、ガードレールの修理代も破損した車の修理代も補償されません。もし自賠責保険だけで任意保険に加入していなかった場合は、これらの賠償額はすべて自己負担となります。

自賠責保険の適用範囲は車を走らせているときばかりではありません。車から乗り降りする際に起きた事故で運転者以外の人が怪我を負った場合や、車庫入れ時に起きた事故でも適用されることがあります。