自動車保険 等級

等級ってなんだ?

個人向けの自動車保険にはノンフリート等級というものがあります。これは優良な運転者の保険料を安くし、事故を頻繁に起こす運転者の保険料を割高に設定することで、運転者のモラルハザードを防ぐ仕組みです。

はじめて車を購入し、はじめて自動車保険に加入すると、だれでもノンフリート等級は6等級になります。その後、1年間を無事故で過ごすと等級が1つ上がり、保険料が割り引きされて安くなります。等級には最高20等級まであり、保険会社によって差はありますが、16等級まで上がると割引率は最大の60%となります。等級は無事故で過ごしても1年に1段階ずつしか上がっていきませんから、最高の20等級にまで上がるためには最低でも14年かかります。

逆に事故を起こすと3等級下がり、保険料は割り増しされて高くなります。等級が低いうちに事故を起こすと、保険料は一気に数万円も上がってしまい、等級の最低等級である1等級(DNR)まで下がると、保険料が最大60%も割増しになるほか、保険の継続更新や新規加入が拒否されるたり、対人賠償以外の保障を受け付けてもらえないなど、さまざまなペナルティが加わります。ソニー損保などでは3等級未満の場合は新規加入もできません。

このノンフリート等級は保険会社を乗り換えても、保険内容を変えても引き継がれます。たとえば以前に加入していた保険のノンフリート等級が8等級だとすると、新たに加入した保険でも8等級からスタートします。

つまり、このノンフリート等級は安全運転をこころがけていると保険料が安くなり、無謀な運転をしていれば保険料が高くなる仕組みです。