自動車盗難防止のための対策
自動車を盗まれたらはっきりいって最悪です。。。
- 運良く戻ってきても、損傷等が激しく廃車にせざるを得ない場合も多いです。
- 高額なオプション品(カーナビ・テレビ・カーオーディオなど)も盗まれます。
- 自分の管理に落ち度があったと言われて保険金が下りない場合があります。
- 愛車はなくなったのに自動車ローンだけは残るという悲劇
- 盗まれた車で事故などを起こされると車の管理責任を問われる可能性があります。
などなど、万が一、被害に遭ってしまった場合の損害は経済的にも精神的にもかなりつらいものがあります。
また、通勤などの日常生活にも支障をきたしますね。
ですので、ここでは極力、自動車盗難の被害に遭わないためにできる限りの対策をしましょう!ということで、自動車盗難防止の対策法を書きたいと思います。
ちょっとだけでも車を離れるときは窓を閉めて鍵をしっかりかける!
いやいやそれは自業自得でしょと言われそうですが、自動車盗難被害のなんと約3割はキーをつけたままで起きています。コンビニに寄ったとき、自販機でジュースやたばこを買うとき、ちょっと自宅に忘れ物を取りに行くとき、知り合いを迎えに行くとき、などなど、意外とキーをつけたままで車を離れているときはありませんか?
高価な防犯グッズを買っても基本的なことができていなければ意味がありません。
ちょっとの間だと油断せずに、車を離れるときは、必ず窓をすべて締めて、しっかりロックして離れるようにしましょう。
車のなかに貴重品を置きっぱなしにしない
車のなかに、現金やカード、ブランド品のバッグなど貴重品・高価なものを置きっ放しにしないようにしましょう。
車上荒らしのターゲットにされます。
また、スペアキーなどをグローブボックスなどに入れている人もいるようですが、そんなことをしていると窓を割られたり、鍵をこじ開けられて、車内に侵入されただけで、普通にエンジンをかけて、乗って行かれてしまいます。
狙われにくい駐車場を利用する
自動車盗難の5割以上が、月極駐車場で起きています。あなたが毎日、利用しているいつもの駐車場が自動車泥棒に狙われているかもしれないのです。
ですので、泥棒のターゲットにされにくい駐車場を利用するようにしましょう。
ターゲットにされにくい駐車場は、見通しがよく、夜間でも明るく、防犯カメラなどが設置されていたりして、防犯対策がしっかり取られている駐車場ですね。
逆に中に入ってしまうと外からは見えない駐車場などは危険です。
イモビライザなどの盗難防止機器をつけよう
イモビライザとは、キーに埋め込まれている複雑な電子暗号と車本体に設置されたコンピューターの暗号が一致しないとエンジンがかからない仕組みになっている非常に効果的な盗難防止機器です。
その防犯性能は非常に高く、かつてイモビライザ付きの車が盗難にあった事件で、保険会社側がイモビライザ付きの車が盗まれることは100%ありえない。として保険金の支払いを拒否し、最高裁までいった判例があります。
結局、この裁判は、イモビライザ付きでも盗難に遭う可能性はあるとして、原告側の勝訴になりましたが、そこまで争われることもあるほどの性能を誇ります。
また、イモビライザだけでなく、バー式ハンドルロックやセンサー式警報装置、GPS追跡装置など様々な自動車盗難防止機器が販売されていますので、積極的に利用するようにしましょう。
まとめ
いくら対策をしても、盗まれるときは盗まれますし、毎日、キーをつけっぱなしで自宅の駐車場に停めていても盗まれないときは盗まれません。
結局、すべては確率の問題です。
ですので、盗難防止のためにできることは、できるだけこの盗難に遭う確率を下げることです。
対策をしているから大丈夫!と安心するのではなく、盗難に遭う確率を日々下げる努力をすることが、結果的に、盗まれない一番の対策になります。
自分の愛車は自分でしっかり守りましょう!